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【呼吸とストレス】について
人間ストレスや不安に襲われた時に呼吸は乱れます。
すごく呼吸が浅くて、速くなるし、息が吸いづらくなり苦しさ
を感じた経験は誰にでもあると思います。
呼吸は1分間に約15回程度行われます(吸って吐いて1回)
1日にすると2万回以上になります。
例えば福祉施設で職員の方へストレスマネジメント研修前に
呼吸数を分間計っていただくと20回以上の方が多いです。
また上がり症の方、姿勢の悪い方も20回以上の方が多いです。
普段、ストレスが多いお仕事や姿勢が悪い方、緊張や不安が
あると呼吸は浅くて速くなります。
呼吸を深くて、ゆっくりになる呼吸トレーニングを行うと
脳が今はリラックスしているのだと感じ、自律神経の副交感
神経が優位になり気持ちが落ちつきます。
トレーニングとしては①姿勢矯正(姿勢が悪いと胸が広がらず
息が吸いにくくなります)②呼吸筋ストレッチ体操(吸う筋肉
と吐く筋肉の呼吸筋をほぐし呼吸に必要な筋力の弾性を取り戻す
事ができます)③自律神経の副交感神経優位の腹式呼吸法を
理解し、3秒吐いて2秒吸い、8秒かけて吐く(これを3回
行い、最後は目をつぶって行います)。
最後にもう一度計測をすると20回以上の方が10回以下に
なる事が多々あります。ほとんどの方が呼吸数が下がります。
感想として『眠たくなった』『呼吸の仕方で気持ちも身体も
楽になる事が知れました』『気持ちが落ちつきリラックスでき』
『意識して呼吸法を取り入れようと思います』
<姿勢と呼吸との関係> 何を意識すると姿勢が良くなるか!
順天堂大学呼吸器内科専門医で同じ呼吸筋ストレッチ体操認定
指導士の先生の掲載記事より。これを意識して歩く、座るを日々
行ってくせにすれば姿勢が良くなりと呼吸がしやすくなると思い
ます。腰痛改善も期待できます。顏の姿勢も大事です。鼻筋を
意識してください。いつもまっすぐになっていれば首こりや肩こり
もなりにくくなります。
姿勢によって呼吸のしやすさ、しにくさが変わります。
呼吸と姿勢の関係を考える上で重要な筋肉について。
呼吸運動において最重要な筋肉は横隔膜です。息を吸うときに
筋繊維が収縮してドーム状の横隔膜がほぼ平行に加工し、胸郭を
広げます。吐くときは筋繊維が弛緩することで横隔膜が上昇し
胸腔が縮小します。
(注目)横隔膜の運動は、ほぼ平行な上下運動ということです。
つまり、見えないのでイメージとして良い姿勢を考える時に、
横隔膜を水平に保つ事で呼吸運動をよりスムーズに行えると
考えました。具体的には「乳頭と背中の肩甲骨下角の当たりの
結ぶ線が水平になるような意識。
実際に横隔膜を水平に保つような意識をすると自然に上半身が
起きてきます。
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