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執筆者の写真成Naru健康プロモーション

呼吸と身体のしくみ④「呼吸筋を和らげる」3つの効果

◉脳の偏桃体は「ストレスを感じる」と身体を危険モードに切り替え、呼吸数や血圧、心拍数を増やして戦闘モードになります。これは本能的な反応ですが、自律神経の中で呼吸だけは自分でコントロールすることができます。呼吸数が減ると偏桃体は危険モードを解除】

≪呼吸筋ストレッチ体操認定指導士の北です≫。体操を紹介する前に偏桃体と呼吸と情動の関係について知っていただくと普段の健康生活に役立つと思います。

<ストレス感知>危険モード・・・呼吸数アップ・心拍数アップ・交感神経優位

ーーー偏桃体はストレスを検知して危険を避けたり、身を守ったりするために身体を「危険モード」に切り替える。交感神経優位で興奮し、呼吸数や心拍数が上がる。血圧も高くなる

呼吸が浅く、速くなり心臓がバクバクという経験は誰でもあると思います。

<呼吸数を減らすと>危険モード解除・・呼吸数正常・心拍数正常・副交感神経優位

ーーー危険モードの中でも呼吸数は意識的に減らすことができる。それにより偏桃体の危険モードが解除、心拍数や血圧も正常に戻る。

 深呼吸をして気持ちを落ち着かそうとした経験があると思います。

【呼吸数を減らすためには:呼吸筋ストレッチ体操】

◉普段から深い呼吸ができるよう、肺の動きがしなやかになるよう呼吸筋を柔らかくする事で深い呼吸ができるので自然と呼吸数が減る。

◉呼吸筋には「吸う筋肉:吸息筋」と「吐く筋肉:呼息筋」があります。呼吸筋を柔らかくする事で肺が大きく膨らむ、縮む⇒深い呼吸。

◉これらの筋肉が老化で動きが悪くなったり、普段の姿勢の悪さで固くなったり、不安や緊張が続くと肺が十分に膨らんだり、縮んだりしにくくなると呼吸が浅くて、速くなります。

◉そこで呼吸筋を和らげると胸の動きも良くなり、ゆっくりした呼吸になり残気量も少なくなります(肺に残る空気の量)。

「呼吸筋ストレッチ体操」での効果 ①息苦しさの改善 ②残気量の減少をさせる ③不安の解消





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